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瀬戸内海の環境の保全を図るため、瀬戸内海環境保全特別措置法が1973年に施行されてから、すでに49年を経過しました。
また、本協会におきましても「ふるさとの海や川をきれいに」をテーマに会員の皆様の御協力に支えられながら、おかげさまをもちまして、本年度で、41年目を迎えることができました。
この間、会員自らの努力は言うまでもありませんが、協会としても、瀬戸内海の環境保全に関する思想の普及や生活排水浄化のための実践活動、地域の子供たちに対する環境学習の支援など、瀬戸内海の豊かな自然環境や地域住民の快適な生活環境を確保するためのさまざまな取組みを積極的に行ってきたところです。
このようなたゆまぬ努力が実り、一時期悪化をしていた瀬戸内海の水環境も次第に改善が見られるようになっています。
しかしながら、瀬戸内海全体としては、失われた自然の回復や富栄養化に伴う赤潮の発生防止など、なお、解決すべき課題が多く残されています。
協会といたしましても、優れた自然環境を誇る瀬戸内海を後世に確実に承継していくために、今後とも各種の取り組みを推進していくこととしておりますので、会員の皆様方の御協力、御支援をよろしくお願いします。
山口県瀬戸内海環境保全協会 会長 森友 信 |
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